はじめまして

廉@スキとフォローをしないnote生活

2020/09/23 14:53


 スキとフォローをしないアカウントです。別のアカウントはあるのですが、諸事情があってそのアカウントはお休みし、この新しいアカウントをつくりました。いくつかある事情については少しずつ話していきます。ストレートに最初からべらべら語るのには抵抗があるのです。


     *


 どうしても書きたいものがあり、現在その執筆に専念しています。noteで文章を書き慣れているので、ここで下書きを書いて溜めるという方法を取っています。PCをつかっているのですが、noteの白を基調とした画面と美しいフォントがとても気に入っているのです。下書きの文章はある程度長くなってまとまってくるとテキストエディタに落として保存しています。


 執筆中の作品は小説なのですが、出版社主催の文学賞に応募する予定です。これまでに断片的なかたちの草稿がいくつもあり、それをまとめる作業に取り組んでいるところです。以前からテキストエディタで保存してきた草稿を、いったんnoteの下書きに流し込んで執筆を進めているのですが、この方法だと作業がはかどります。テキストエディタやワード文書での執筆にはもどれません。


 noteで作品を書くときに気をつけなければならないのは、うっかりして下書きを公開しないことです。執筆中にはぼーっとしているし、終わったあとには疲れ果てているので、こうした間違いをおかさない自信はありません。記事の投稿の前にはハッシュタグをつけなければなりませんね。その手続きがひやりとしたミスを防いでくれています。


     *


 あくまでも個人的な見解ですけど、ある程度長いものを書くためには孤独になる必要があるようです。気が散る環境ではなかなか集中して書けません。上で述べたように、noteで下書きをするのが自分にとっていちばん作品を書きやすい方法なのですが、これまでのように他のユーザーさんたちの記事にスキをしたりフォローをしていれば人間関係が生じるのは当然です。


 フォローをしたりフォロワーさんができれば、その記事が流れるタイムラインやおすすめの記事を見てしまいます。見れば読みたくなります。いいなあと思えばスキをしたりコメントをしたくなるのは人情です。それでは、執筆に集中できません。


 困りました。


 フォロワーさんがいなくてスキをしなくてもいいアカウントをつくれないものか。でも、どうしたらいいのだろう。何とかスキとフォローを断るいい方法がないだろうか――。


 note内にはフォローなしのアカウントがたくさんありますが、あのツンとしたたたずまいが好きではありません。フォローは出版社や有名人だけで、フォロワーは一般人というスタンスにも共感できません。でも、自分が望んでいるのは、まさにそれに類したアカウントなのです。


 これは矛盾です。


     *


 孤独な環境でただ執筆に専念したいのなら、記事を投稿しないで閲覧専用のアカウントをつくればいいのかもしれません。確かにそうなんでしょう。でも、私は寂しがり屋だし意志も弱い人間です。


 自分と同じように創作をしている人たちと――できればゆるやかなかたちで――つながっていたい。記事を書いても、それに対するリアクションは要らない。アクセス数を見るだけでいい。さらに言うと、タイムラインにフォロワーの記事は流れないけど、前のアカウントで仲の良かったフォワーさんたちや、noteにいる気になる人たちの記事もときどき見て刺激を受けられるアカウントがほしい。


 虫のいい考えにちがいありません。でも、そんな環境があればいいと思いました。


 そこで思いついたのが、ユーザーネームに「@スキとフォローをしないnote生活」をつけ加えるという方法です。また、気になるアカウントは非公開のマガジンに記事を収めるかたちで保存することにしました。そうすれば、その人たちの最新の記事に触れることができます。


 こうした方法でアカウントをつくっているユーザーが他にもいらっしゃるのかどうか、私は知りません。というか、そういう方々を見つけたとしても、記事を非公開のマガジンに入れておくだけですけど……。


    *


 上の文章を読み直してみましたが、我ながらずいぶん自分勝手なことを書いているなあと思いました。でも、以上が私の本心なのです。


 というわけで、私はスキとフォローはしません。また、こんな私がスキとファローをいただくのはもったいないので、ご遠慮します。


    *


 みなさん、はじめまして。よろしくお願いします。


 

このブログの人気の投稿

あう(1)

かわる(8)

かわる(3)